M2 iPad Pro：Appleが新しい11インチと12.9インチのiPad Proを発表

Appleは本日、最新のM2 Apple Siliconチップを搭載した新世代の11インチおよび12.9インチiPad Proを発表しました。M2チップは2022年モデルのMacBook Airと2022年モデルの13インチMacBook Proで初めて搭載されましたが、今回のアップデートにより、Appleのプロ向けタブレットラインナップにも同様の性能がもたらされます。

M2のパフォーマンス向上に加え、iPad ProはApple Pencilがディスプレイ上に浮かんでいることを検出できるようになりました。つまり、ユーザーがスタイラスペンを画面に近づけると、UI要素が拡大して反応するようになります。

Appleによると、M2の8コアCPUはM1 CPUよりも最大15%高速です。GPUは最大35%高速です。また、M2チップにより、iPad Proは初めてProPressビデオの撮影が可能になりました。

新しいiPad Proは、最新のWi-Fi 6E規格に対応し、より高速なWi-Fiネットワークを実現します。これにより、6Eネットワークへの接続時にダウンロード速度が最大2倍になります。Cellularモデルはより多くの5Gバンドに対応し、世界中でより広い通信範囲を実現します。

新しいホバリング機能により、iPadはApple Pencilが画面上にホバリングしていることを検知します。これにより、ユーザーインターフェース要素が、ユーザーが操作を行う準備が整うとすぐに反応します。例えば、Scribbleのテキストフィールドは、Pencilが画面に近づくと拡大表示されます。このホバリング機能は、新しいAPIを介してサードパーティ製アプリでも利用可能になります。

ホバリング機能には新世代のApple Pencilは必要なく、iPad Pro（第2世代モデル）用の既存の互換性のあるApple Pencilも引き続き129ドルで販売されています。

新しい11インチiPad Proの価格は799ドルから、12.9インチiPad Proの価格は1099ドルからです。これらは前世代と同じ価格です。新しいiPadモデルは本日注文可能で、最初の配送は10月26日に開始されます。

また本日、Apple は新しい iPad ベースモデルと、スペックが向上した Apple TV のアップデートを発表しました。

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